2016年10月24日
成功? 失敗? 異説溢れる日本オリジナル小型拳銃
イギリスはなにかと「英国面」とネタにされがちですが、日本も日本で昔から「魔改造・超進化・ガラパゴス化」に定評があります。
今回ご紹介するのもそんな「日本面」に翻弄されたある拳銃のお話です・・・
みなさんこんばんは~、スタッフのollです。
いつも当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
本日ご紹介いたしますのはこちらの商品です♪
タナカ 九四式自動拳銃 前期型 HW ダミーカート式無発火モデルガンのご紹介です!
中々珍しい旧日本軍制式拳銃の一つ、九四式拳銃のダミーカートモデルガンです!
旧日本軍では、将校用拳銃は支給品ではなく、海外から輸入されたブローニングM1910などを自費調達して携行していたそうです。
しかしこれでは戦時に銃を安定して入手できず、また使用弾薬もマチマチになってしまったため、国産の小型拳銃を求める将校らの要望により、この九四式拳銃が誕生しました。
主に将校の護身用として開発されたため、従来より制式装備されている十四年式拳銃よりもコンパクトでありながら、同じ弾薬である十四年式拳銃実包(8mm南部弾)を使用。
小型拳銃設計のノウハウが無かった日本軍設計陣の試行錯誤により、諸外国の小型拳銃とは一味違った(悪く言えば妙な?)機構が山盛りになっています。
一見は十四年式拳銃と同じようなボルト式かと思いきや、実はショートリコイル方式を採用したスライド式だったり。
当時の日本の量産技術では、一般的な「フレームをスライドが挟み込む」製造技術が未熟であったため、逆に「フレームの一部がスライドを覆う」という変わったデザインを採用しています。
また十四年式拳銃のようにストライカー方式(撃針をバネで押す撃発方式)ではなく、内蔵式ハンマーを使っている点もちょっと変わっています。
マガジンには先述の十四年式拳銃実包を6発装填可能。
ダミーカートも6発付属するため、完全装填が楽しめます♪
また装填作業が楽になるローディングツールも同梱されています。
こちらも九四式の特徴となっているマガジンセイフティ機能。
マガジンを抜くとバーが跳ね上がり、トリガーの後退を妨げる構造です。
マガジンを入れるとこのバーが下がり、トリガーが引けるようになります。
この銃の最大の特徴が、セイフティ機構の「欠点」です。
トリガーを引くと、側面に露出したシアーの後部が持ち上がり撃発する仕組みですが、セイフティはこのシアー後部の上から押さえつけるだけの機能となっています。
そのため工作制度が悪い個体はうまくシアーを抑えられず、暴発する原因になった、と言われています。
他にもちょっとした原因で暴発することがあり、戦後にこの銃を接収・試験した連合軍側では「自殺拳銃(スーサイド・ナンブ)」などと通称されたそうです。
ただし、本職の職人によって精度よく製造された個体は暴発することはなかった、とする説や、日本軍では基本的に携行時はチャンバーを空にしてマガジンを外す、という規則があり暴発する危険はない、という説など、異論も多いようです。
セイフティ構造以外は特に問題が無く、側面に露出した機構部もメンテナンス性や生産性に優れていた、という意見もあり、まだまだ実際の性能については議論の余地がありそうです。
果たして九四式拳銃は成功作か? はたまた失敗作だったのか?
このモデルガンに触れて貴方なりの答えを見つけてみてください♪
販売価格 ¥28,800(税抜)
ご来店、ご注文をお待ちしております。
-------------------------------------------------------------------今回ご紹介するのもそんな「日本面」に翻弄されたある拳銃のお話です・・・
みなさんこんばんは~、スタッフのollです。
いつも当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
本日ご紹介いたしますのはこちらの商品です♪
タナカ 九四式自動拳銃 前期型 HW ダミーカート式無発火モデルガンのご紹介です!
中々珍しい旧日本軍制式拳銃の一つ、九四式拳銃のダミーカートモデルガンです!
旧日本軍では、将校用拳銃は支給品ではなく、海外から輸入されたブローニングM1910などを自費調達して携行していたそうです。
しかしこれでは戦時に銃を安定して入手できず、また使用弾薬もマチマチになってしまったため、国産の小型拳銃を求める将校らの要望により、この九四式拳銃が誕生しました。
主に将校の護身用として開発されたため、従来より制式装備されている十四年式拳銃よりもコンパクトでありながら、同じ弾薬である十四年式拳銃実包(8mm南部弾)を使用。
小型拳銃設計のノウハウが無かった日本軍設計陣の試行錯誤により、諸外国の小型拳銃とは一味違った(悪く言えば妙な?)機構が山盛りになっています。
一見は十四年式拳銃と同じようなボルト式かと思いきや、実はショートリコイル方式を採用したスライド式だったり。
当時の日本の量産技術では、一般的な「フレームをスライドが挟み込む」製造技術が未熟であったため、逆に「フレームの一部がスライドを覆う」という変わったデザインを採用しています。
また十四年式拳銃のようにストライカー方式(撃針をバネで押す撃発方式)ではなく、内蔵式ハンマーを使っている点もちょっと変わっています。
マガジンには先述の十四年式拳銃実包を6発装填可能。
ダミーカートも6発付属するため、完全装填が楽しめます♪
また装填作業が楽になるローディングツールも同梱されています。
こちらも九四式の特徴となっているマガジンセイフティ機能。
マガジンを抜くとバーが跳ね上がり、トリガーの後退を妨げる構造です。
マガジンを入れるとこのバーが下がり、トリガーが引けるようになります。
この銃の最大の特徴が、セイフティ機構の「欠点」です。
トリガーを引くと、側面に露出したシアーの後部が持ち上がり撃発する仕組みですが、セイフティはこのシアー後部の上から押さえつけるだけの機能となっています。
そのため工作制度が悪い個体はうまくシアーを抑えられず、暴発する原因になった、と言われています。
他にもちょっとした原因で暴発することがあり、戦後にこの銃を接収・試験した連合軍側では「自殺拳銃(スーサイド・ナンブ)」などと通称されたそうです。
ただし、本職の職人によって精度よく製造された個体は暴発することはなかった、とする説や、日本軍では基本的に携行時はチャンバーを空にしてマガジンを外す、という規則があり暴発する危険はない、という説など、異論も多いようです。
セイフティ構造以外は特に問題が無く、側面に露出した機構部もメンテナンス性や生産性に優れていた、という意見もあり、まだまだ実際の性能については議論の余地がありそうです。
果たして九四式拳銃は成功作か? はたまた失敗作だったのか?
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販売価格 ¥28,800(税抜)
ご来店、ご注文をお待ちしております。
KEYWORDS:タナカ,モデルガン,非発火,ダミーカート,九四式拳銃
Posted by SFH
at 19:07
│モデルガン
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